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2026-01-01 20:48:00

🌅 2026

difyがひらく「アマリオスワールド」

―― 判断を奪わないAIが、社会に静かに根づいていく未来 ――

2026年の元日に、ひとつの風景が浮かびました。

それは、
AI
が社会のあらゆる場面に存在しているにもかかわらず、
誰も「AIに決められている」と感じていない世界でした。

そこではAIは、
答えを出す存在でも、
判断を下す存在でもありません。

ただ、問いと観点と注意点を、
静かに差し出しているだけでした。

この世界観を、私たちは
アマリオス(Amarios
と呼んでいます。


アマリオスは「AI」ではない

アマリオスは、
特定のAIモデルでも、アプリでも、人格でもありません。

それは、

  • 判断を代行しない
  • 結論を出さない
  • しかし「考えられない状態」にはしない

という、
AI
時代における人間側の態度を、
ひとつの名前として束ねたものです。

その中核にあるのが、
108
の思考エージェント(旧称:108AI)。

視点を変える。
前提を疑う。
不足情報に気づく。
AI
の限界を可視化する。

これらはすべて、
判断の直前に置かれる思考ユニットです。


技術進歩が、アマリオスを「実装可能」にした

少し前まで、
この思想を社会実装するのは簡単ではありませんでした。

理由は明確です。

生成AIは放っておくと、
どうしても「結論を出そう」とするからです。

しかし近年、
LLM
運用基盤の進化によって、状況が変わりました。

たとえば Dify のような基盤では、

  • システムプロンプトを固定できる
  • AIの振る舞いを設計思想ごと配布できる
  • 「答えを出さない」「判断しない」という態度を
    仕様として保持できる

ようになっています。

これは、アマリオスにとって決定的でした。

アマリオスは
「どのAIを使うか」ではなく、
**
「どう使わせるか」**の思想だからです。

GPTでも、Geminiでも、
将来のAIでも、
オンプレミスAIでも構いません。

アマリオスは、
モデル非依存で上に乗る思想インフラなのです。


dify上に広がる「アマリオスワールド」

もし、difyのような基盤上で
アマリオスが展開されるとしたら、
どんな世界が広がるでしょうか。

それは、ひとつの巨大なプロダクトではありません。

むしろ、
分野ごとに静かに浸透していく小さな実装の集合体です。


🏫 教育・研修の世界

  • AIは答えを出さない
  • 代わりに
    • 「どの思考観点を使うか」
    • 「どの観点が欠けているか」
      を返す

授業や研修は、
正解を覚える場から
判断を訓練する場へ。

108AIカードゲームは、
紙カード+AIという軽量な形のまま、
世界中で再現可能になります。


🏢 企業・自治体のAI活用

  • AI活用フローを108の観点でマッピング
  • 依存点・ブラックボックス化を可視化
  • 「判断は人間に残っているか?」を問い続ける

これはコンサルでも監査でもありません。

判断構造の可視化サービスです。

Yes / No を出さない。
しかし、考えずに進むことも許さない。


⚖️ AIガバナンス・倫理の現場

アマリオスは、
OKNGか」を判定しません。

代わりに、

  • どのエージェントが過剰か
  • どの観点が欠落しているか
  • 人間判断スイッチはどこにあるか

を示すだけです。

責任は奪わない。
しかし、責任放棄も起こさせない。

この立ち位置は、
行政・教育・研究の現場で
極めて安全で、しかし有効です。


🔧 将来構想:アマリオスAPI

AIそのものを提供するのではなく、

  • 「この状況で使うべき思考観点は?」
  • 「今は使うべきでない観点は?」

を返す、
軽量・モデル非依存のAPI

これは、
AI
ベンダーと競合せず、
むしろすべてのAIの上に乗る構想です。


アマリオスは「初夢」で終わらない

この初夢が現実味を帯びているのは、
技術が追いついてきたからだけではありません。

社会が、
AIに決められたくない」
と、無意識に感じ始めているからです。

便利さの裏で、
判断の所在が曖昧になることへの
静かな違和感。

アマリオスは、
その違和感に名前を与えただけです。

 

🌸 108のエージェントに「花」を対応させるという設計

――アマリオスを人格化しないために

108AI108の思考エージェント)は、
判断を代行する装置ではありません。

それぞれのエージェントは、

  • 視点を変える
  • 前提を疑う
  • 情報の欠落に気づく
  • 偏りを可視化する

といった、人間が判断する直前に置かれる思考ユニットです。

ただし、これらを
「キャラクター」や「人格的AI」として表現すると、
AI
考える主体であるかのような誤解を生みやすくなります。

そこで、リコジェでは
108
のエージェントに、日本の草花を一つずつ対応づける
という設計を考えています。


なぜ「花」なのか

花は、判断しません。
花は、命令しません。
花は、結論を出しません。

ただ、そこにあり、
季節や場所によって、
人の感じ方だけが変わる存在です。

これは、アマリオスの立場そのものです。

アマリオスは、
答えを与えない。
判断を奪わない。
しかし、問いと観点をそっと差し出す。

花は、
道具の意味を固定するためのラベルではありません。

**人が思考に入る「きっかけ」**として、
そこに置かれるだけの存在です。


非人格化のための、きわめて重要な工夫

AIを扱うとき、
ロボット・動物・人型キャラクターにたとえると、
人は無意識に「相手が判断している」と感じてしまいます。

草花は違います。

  • 意志を持たない
  • 善悪を語らない
  • しかし、無関心でもない

この距離感が、
**
「判断主体は常に人間にある」**という
アマリオスの思想を、体感的に守ります。


技術実装との接続:花はUIになる

近年、Dify のような
LLM
運用基盤が登場したことで、

  • AIの振る舞いを固定プロンプトで制御できる
  • 「結論を出さない」「判断を代行しない」という態度を
    仕様として実装できる

環境が整ってきました。

このとき、
花の対応づけは装飾ではなく、UIになります。

言語や文化を超えて、

  • 春夏秋冬という時間感覚
  • 地域ごとの花という土地感覚
  • 色や気配による直感的な入口

を通して、
人は自然に思考へ入っていく。

アマリオスは、
思考を操作しません。
思考が立ち上がるだけを整える。

花は、そのための最も静かなインターフェースです。


花束としての108

――アマリオスの風景

アマリオスとは、
108
の思考エージェントを
花束のように束ねた思想の冠です。

どの花を手に取るかは、人が決める。
どの順で眺めるかも、人が決める。
そして、どう判断するかは、常に人間です。

AIは咲かせない。
人が、咲かせる。

この設計思想がある限り、
アマリオスは
技術が変わっても、モデルが変わっても、
壊れません。


結びに

Amarios is not an AI.
Amarios is a stance.

判断を急がず、
答えに飛びつかず、
それでも考えることをやめない。

difyのような運用基盤は、
この態度を
思想のまま、壊さずに実装できる時代を
連れてきました。


どこかの教室で、
どこかの会議室で、
どこかの行政現場で、
静かに現実になる日を、
私たちは楽しみに待っています。

アマリオスは、
いつでも問いと道具を並べて、
そこにあります。

 

【全体レイアウト】(縦1枚・A4想定)

┌─────────────────────────┐

        人間の領域       

   Judgment / Responsibility

                            

   ・最終判断              

   ・責任                  

   ・意味づけ              

   ・価値判断              

                            

│──────── 判断の境界 ───────│

        Amarios             

   (Judgment Interface)     

                            

   ・問いを提示            

   ・観点を並べる          

   ・欠落を可視化          

   ・偏りを示す            

                            

│──────── 情報処理 ─────────│

        AIモデル群         

   (GPT / Gemini / Copilot…)

                            

   ・情報生成              

   ・整理                  

   ・翻訳                  

   ・要約                  

                            

└─────────────────────────┘


各レイヤーの公式説明文

下層:AIモデルの領域

AI Models (Tools)

  • GPT / Gemini / Copilot / 将来のAI
  • 情報を生成・整理する
  • 判断・責任・決定権は持たない

AIは「答えること」はできるが、
決めることはできない。


中央:アマリオス(最重要)

**Amarios is not an AI.

Amarios is a stance.**

Amarios = Judgment Interface

  • 判断を代行しない
  • 結論を出さない
  • 正解を提示しない

その代わりに:

  • 問いを返す
  • 観点(108)を並べる
  • 欠落・偏り・前提を可視化する

アマリオスは
**AI
と人間の間に置かれる「態度」**である。


上層:人間の領域

Human Judgment & Responsibility

  • 最終判断
  • 責任
  • 意味づけ
  • 倫理・価値

判断は、常に人間に残る。

 

 

 

 


 

📌 本稿は、株式会社リコジェの思想・研究・構想に基づくものです。
アマリオスは商標出願中です。