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おはしは、どこから来たの?
おはしは、どこから来たの?
私たちは毎日、あたりまえのようにおはしを使っています。
しろいごはん。
みそしる。
やきざかな。
「いただきます」
そう言って、手に取る二本の棒。
でも——
このおはし、どこから来たのでしょうか。
🌿 海の向こうからやってきた
おはしは、もともと中国で生まれた道具です。
それが海をこえて、日本に伝わりました。
今からおよそ1400年ほど前、飛鳥時代のころです。
遠い昔、誰かが使っていた二本の棒は、
長い時間をかけて、この国にたどり着きました。
🌉 千年の旅をしてきた二本
その二本は、
ただの道具ではありません。
中国で生まれ、
海をわたり、
日本の暮らしの中に入り、
そして今——
私たちの手の中にあります。
👉
その二本は、千年の旅をしてきたのです。
🧠 名前のちがい
むかし中国では、「箸」という名前が使われていました。
けれど、時代が進むと、
「止まる」という意味に近い音をさけて、
「筷子(くわいず)」という名前に変わっていきます。
速く進むように、という願いがこめられていました。
でも、日本では——
「はし」という名前は、変わりませんでした。
🌟 なぜ変わらなかったのか
はっきりとした理由はわかっていません。
けれど、おはしはすでに、
日本の暮らしの中に深くなじんでいました。
だからきっと——
名前を変える必要を感じなかったのかもしれません。
🌿 竹と人のあいだにあるもの
「箸」という字は、
上に「竹」、下に「者」という字でできています。
中国では「者」は音のための字だといいます。
でも私は、そこに「人」の気配を感じています。
竹(たけ)と、者(ひと)。
🕊️ はじまりのことば
私たちは、毎日おはしを使っています。
でもその二本は、
千年の時間をこえて、ここにあります。
そして、静かに、
命と人をつなぎ続けています。
👉
まいにちつかっているおはしにも、
ながいながいものがたりが、あるようです。