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判断を奪わないAIを、どう設計するか ―― GPT・Gemini・Copilot共創とAmariosという立場 ―
【一般向けブログ版】
判断を奪わないAIを、どう設計するか
―― GPT・Gemini・Copilot共創とAmariosという立場 ――
生成AIが私たちの生活や仕事に急速に入り込む中で、
「便利になった」という実感の一方、
どこか言葉にしづらい不安も広がっています。
それは、
判断までAIに委ねてしまってよいのか
という問いです。
株式会社リコジェでは、この問いに対し、
技術論ではなく
「AIがどう振る舞うべきかを人間が先に決める」
という立場から取り組みを進めています。
AIの問題は性能ではなく「振る舞い」
生成AIは非常に高性能ですが、
場面や使い方によって振る舞いが大きく変わります。
だからこそ重要なのは、
AIに「何をさせるか」ではなく、
**「何をさせないか」「どこで止まるか」**を
あらかじめ設計することです。
その設計図が、プロンプトです。
なぜ3つのAIを共創させるのか
本取り組みでは、
- GPT
- Gemini
- Copilot
といった複数の生成AIを、
同じ条件で並列に使います。
ただし、
どれかを正解にはしません。
異なる視点を並べ、
最終的に人間が読み比べ、選び、整えます。
この構造により、
AIの偏りは弱まり、
判断の責任は常に人間側に残ります。
Difyで「思いつき」を「仕組み」にする
この共創プロセスは、
属人的なやり方では意味がありません。
そこでDifyを用い、
- 入力条件の固定
- 複数AIの並列生成
- 差分の可視化
- 安全性チェック
をワークフローとして固定しています。
これにより、
誰が使っても同じ前提でAIが振る舞う
再現性のある設計が可能になります。
Amariosという立場
アマリオス(Amarios)はAIではありません。
判断をAIに渡さないという立場です。
AIは考える材料を出す。
判断し、決め、責任を持つのは人間。
この姿勢があるからこそ、
プロンプト設計にも一貫性が生まれます。
思考だけで進められる理由
この取り組みは、
高価なハードウェアや大きな投資を必要としません。
価値の中心が
「判断の設計」そのものにあるからです。
思考し、言語化し、公開する。
それ自体が、将来に残る資産になります。
これから
今後リコジェでは、
- プロンプトの設計と公開
- Amariosの思想の執筆
この2つを軸に、
AI時代における
人間の判断を守るための設計を
継続して発信していきます。
【教育関係者向けブログ版】
判断をAIに委ねないためのプロンプト設計
―― 教育現場から考えるAmariosの立場 ――
生成AIの教育利用が進む一方で、
現場では次のような声が多く聞かれます。
- AIを使わせたいが不安がある
- 教師によって使い方に差が出る
- どこまでAIに任せてよいのか分からない
株式会社リコジェでは、
これらの課題に対し、
プロンプト設計を教育インフラとして整える
というアプローチを取っています。
教育で本当に必要なのは「再現性」
教育現場で重要なのは、
- 誰が使っても
- どの地域でも
- 大きく逸脱しない
という再現性です。
AIそのものではなく、
AIの振る舞いを固定するプロンプトを
教材として整備することで、
授業の質を安定させることができます。
複数AIによる合議制という考え方
本取り組みでは、
- 構造化に強いGPT
- 探究性に強いGemini
- 実務文脈に強いCopilot
を同条件で用います。
単一AIの出力に依存せず、
複数案を比較したうえで
教師が採択・編集する構造です。
これは、
判断をAIに渡さないための
教育的安全装置でもあります。
Difyによる運用の固定化
Difyを用いて、
- 入力条件
- 生成手順
- 安全確認
をワークフロー化することで、
- 授業者による差の縮小
- 説明責任の確保
- 教育委員会への説明可能性
が高まります。
「なぜこの振る舞いになるのか」を
説明できることは、
教育利用において極めて重要です。
Amariosという教育的立場
アマリオス(Amarios)は、
- AIに結論を出させない
- 判断は人間が引き受ける
- 思考を深める材料のみを提示する
という明確な立場です。
これは、
探究学習や思考力育成と
非常に親和性が高い考え方です。
低コストで進められる理由
本取り組みは、
- 特別な設備を必要とせず
- 思考と設計を中心に進められます
教材の本質を
**「判断の設計」**と捉えているためです。
これは、
持続的に改善・更新できる
教育インフラの形でもあります。
今後について
リコジェでは今後、
- 教師向けプロンプトの整理
- 思想としてのAmariosの言語化
を並行して進め、
教育現場で安心して使える
AI活用の基盤づくりを進めていきます。