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2025-12-18 02:49:00
生成AI時代の薬学教育における 「判断力」を育てる研修設計について(要約)
【情報提供】
生成AI時代の薬学教育における
「判断力」を育てる研修設計について(要約)
株式会社リコジェ
(教育用AI・思考支援教材の研究開発)
1.本資料の位置づけ
本資料は、特定の導入や制度変更を求めるものではありません。
生成AI時代の薬学教育・FD活動を検討する際の
参考となる教育研修の設計例として情報提供するものです。
2.背景:薬学教育と生成AI
生成AIの普及により、
- 情報検索
- 要約
- 知識整理
は容易になりました。
一方で、薬学教育において本質的に重要な、
- 情報をそのまま受け取らずに検討する力
- 判断の前提・条件を点検する力
- 疑義照会・服薬指導につながる説明力
を、どのように育成するかが新たな課題となっています。
3.紹介する研修設計の概要
本資料で紹介する研修設計は、
教育用思考支援教材
108AIカードゲーム(108AICG)
を活用したものです。
特徴は次の通りです。
- AIを判断主体にしない
- 正解・結論・指示を提示させない
- 学習者(薬学生・教員)が
判断理由を言語化・共有することを重視
AIは、
視点整理や問いかけを行う補助的手段
として位置づけられます。
4.薬学教育・FD活動との適合点
この研修設計は、以下の点で薬学教育と親和性があります。
- 疑義照会に必要な批判的思考の訓練
- 添付文書・ガイドラインの読み解き
- 多職種・患者視点を踏まえた判断
- 判断理由を説明する力の育成
FD活動においても、
教員間で「判断をどう教えるか」を共有する素材
として活用が想定されます。
5.医療行為との明確な切り分け
本研修は、
- 診断
- 処方
- 治療方針決定
を目的とするものではありません。
仮想症例・教育用事例を用いた
思考訓練・教育研修に限定されます。
6.運用上の工夫(参考)
教材体系の混同を防ぐため、
- カード名称・識別番号
- 開発法人名および法人番号(9310001013507)
を明記する設計が採用されています。
これは、教育研修における
再現性・説明可能性の確保を目的としたものです。
7.まとめ
本研修設計は、
- 生成AIを否定するものではなく
- AI時代においても
人間の判断力を中心に据えた教育を考えるための
一つの参考事例です。
FD委員会・教員各位が、
今後の薬学教育を検討される際の
思考材料としてご参照いただければ幸いです。
※本資料は情報提供を目的としたものです。