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オレンジリコジェ

オレンジリコジェ

  

(開発予定、あるいは、既存のリコジェ®の運用変更によって対応)

認知症徘徊者の増大への対応が全国的に地域の大きな課題となっています。

   厚生労働省のホームページの新オレンジプランの説明のページ 

   https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/nop_1.html

 

オレンジリコジェは、住んでいたり働いている地域の市町村の法人番号を記録した方に対して

認知症徘徊者の探索情報(防災行政無線などで公開される情報)をプッシュ通知でお知らせします。

 

認知症徘徊者の探索情報を受け取ったオレンジリコジェの利用者は、 

可能な範囲で認知症徘徊者を探すお手伝いをおこないます。 

該当する認知症徘徊者を見かけたら最寄りの警察に連絡します。

 

 

自治体法人番号を活用することによって、1800自治体すべてに対応可能です。

自治体法人番号はそのホームページに併記されている場合が多いです。

 

自治体法人番号を活用しますので、認知症徘徊者情報の報知範囲が行政区分単位となり明確です。

自治体法人番号を活用しますので、町村合併などによる行政区分単位の変更にも対応が容易です。

隣接する自治体や遠隔地の自治体単位にも同時にプッシュ通知可能です。

 

  

オレンジリコジェに、認知症予防に効果のあるドリルなどの機能、認知症早期発見の機能(実現できればです)、

法人番号を活用し法人からの大切な情報の提供機能も持たせることで、アプリの利用頻度が高まると共に、

日常生活の安心と安全の向上に寄与することも可能です。

 

 

シニア世代、プラチナ世代の方々に活用いただける、デジタル技術を活用した社会参加アプリをめざしています。

認知症を患って道に迷った方を、同世代のシニア世代、プラチナ世代の方々のご協力によって探すことができます。

 

認知症者の方が身に着けているビーコンからの信号を受信するビーコン受信機能を付加することによって、

人間の目だけでなく、電波の目によっても、認知症徘徊者を探すお手伝いに活用可能でしょう。

 

 

 

 

 

(スマホアプリのオレンジリコジェの使用シーンを説明するための架空のストーリを作成しました。20200311) 

 

例)オレンジリコジェアプリの使い方

          長崎県壱岐市内で生活あるいはお仕事をしているオレンジリコジェユーザは、

          アプリ内に壱岐市の法人番号8000020422100を記録します。

          オレンジリコジェシステムの管理者は、壱岐市関連の認知症徘徊者情報の報知の依頼を受けたら、

          その情報をオレンジリコジェの管理サーバに格納します。そして、8000020422100をキーとしてプッシュ通知します。

          お知らせする認知症徘徊者情報は防災行政無線で報知される範囲の情報が想定されます。

          アプリ内に法人番号8000020422100を記録していたオレンジリコジェユーザは、

          壱岐市関連の認知症徘徊者情報を受け取ることができます。

          オレンジリコジェユーザーは可能な範囲で探すお手伝いをします。

          該当の認知症者を見つけたオレンジリコジェユーザーは最寄の警察に連絡します。

           ※すべての自治体に活用可能な認知症徘徊者情報お知らせシステムです。

           

 

 

 

・・法人番号を活用するオレンジリコジェが実用化された近未来のある日・・

(主要な登場人物)

 水戸梅門(みと・うめもん)、佐々木助(ささき・すけ)、渥美格(あつみ・かく)、白石銀(しらいし・ぎん)

 水戸梅門は、水戸の納豆会社の相談役。現役の頃は水戸納豆の営業で全国を走りまわっていました。

人生100歳活躍だと頑張っていますが、まだら認知症があるようだと周囲に思われています。

宮城県石巻市(いしのまきし)出身の1935年(昭和10年)生。

 佐々木助は、水戸の納豆会社の社長。

 渥美格は、水戸の納豆会社の専務。

 白石銀は、水戸の納豆会社の顧問の税理士。法人番号についてよく知っている先生。

       日本税理士会のサイトに、「Webコミック「白石桜 がんばってます!」」があります。

 

※ 壱岐警察署(実在します)の方々も架空の人物です。 

  五島椿署長は五島(長崎)は椿(つばき)でも知られていますので命名しました。 

  虎山巡査はツシマヤマネコが地元でトラヤマと呼ばれていることから命名しました。

 

※ 小栗上野介、間宮林蔵、小野友五郎は、江戸時代後期から明治時代に生きた歴史上の実在の人物です。

※ いき壱岐納豆は実在の食品です。

 

(ある日の相談役室での昼食会)

 水戸相談役と、佐々木社長と、渥美常務は、納豆弁当を食べながら、若かりし日に水戸納豆の普及で全国を走り回っていた思い出話をしています。

 

水戸相談役:君たちと3人で、水戸黄門様みたいに諸国漫遊ではないが、3人で水戸納豆を売り歩いたのは、苦しくとも楽しい思い出だよ。

      だけど、茨城県には島がないから、船に乗るのが苦手で、離島には行けなかったのは残念だね。 

佐々木社長:茨城県は島はないですが、間宮海峡で教科書にも載っている間宮林蔵がいますよ。

渥美常務:咸臨丸の航海長として活躍した笠間の小野友五郎という人もいますよ。長崎まで勉強にいって航海術を勉強して、

     長崎の対馬とかにも行ったそうですよ。ロシアとの交渉役の小栗上野介を咸臨丸で対馬に連れて行ったりと活躍した武士ですね。

     小笠原諸島が日本領土になったのも小野友五郎らの活躍ですね。咸臨丸で、福沢諭吉、勝海舟らとアメリカまで行きましたね。

 

 

水戸相談役:君たちが郷土の先人の業績を知っていて嬉しいよ。長崎の島といえば、壱岐というところがあるそうだよ。

      なんでも、鬼が空を飛んでいたり、大きな鬼の足跡があったり、電気の鬼がいたりで、鬼さんのワンダーランド壱岐だね。

渥美常務:私は結婚50年のお祝いに茨城空港から長崎に旅行に行く予定を立てているところです。

     50年よくねばって結婚生活を続けられました。

     ねばねばの納豆会社勤めだから、長続きしましたね。結婚祝いに納豆。

      ねばねばで夫婦円満、健康長寿というのは新製品のキャッチフレーズでどうでしょう?

 

 

佐々木社長:それはよいアイデアだね。早速、商標とかとれるか担当部署に調べさせましょう。

水戸相談役:ところで、その鬼の壱岐島だが、納豆業界紙に、壱岐のご婦人がたが平成の初めころに零から納豆作りをはじめて、

      今は、いき壱岐納豆とかいって、壱岐でよく食べられるそうになったそうだよ。

      需要創出からだね。ひめこらぼというところで賞も受賞するまでになっているそうだよ。

      何事も零からはじめるのは困難な道のりだよね。

      納豆に含まれるポリアミンは疲労回復に有効な成分じゃよ。

      認知症予防に活字を読んで新しい知識を仕入れることはよいことだよ。

      

 

 

佐々木社長:いき壱岐納豆に興味があるのですか? そのご婦人がたに興味があるのですか?

水戸相談役:もちろん、両方だよ。わ、はっ、はっ、は! 鬼も見て、いき壱岐納豆を食べて、ご婦人がたに会ってみたいものだよ。

      邪馬台国の一つの国もあったそうだからね。そうだ、日本で初めて古墳の学術的調査をしたのは水戸光圀公だそうじゃよ。

 

 

渥美常務:小さな島でしょうに、いろいろあるのですね。光圀公、大日本史を編纂したり、学術にも造詣が深かったのですね。

     (スマホを見ながら)壱岐には、茨城空港から福岡空港まで行き、博多港から船で1時間くらのところですね。

     水戸からでも意外と行きやすいところですね。長崎からも飛行機で行けそうですが、福岡には、大宰府の梅もありますよ。

     「令和」は大宰府の梅の宴からだそうですね。

     船も、大型船もあるし、高速船もあるし、私も、興味がわきました。

佐々木社長:相談役が現役の頃、いや、今でも現役ですが、突貫営業で、思い立ったが吉日。それいけGO、GOでしたね。

水戸相談役:案外行きやすいんだね、茨城から。だけど、船ね。うんーーーん。でも行ってみたいね! 壱岐の島。

 

 

(それから数日後の、佐々木社長室)

社長秘書:水戸相談役がまだ出社していません。いつもは歩いて今の時間は元気に出社して、ねばねば体操をしておられるのですが。

     ご自宅にも連絡して確認したところ、いつものように歩いて出勤したと奥様がおっしゃっていました。

     携帯電話は家にあるそうです。よく忘れて出社されますからね。

佐々木社長:歩くの速いから通勤経路と会社の周辺を手分けして探そう。

 

(水戸梅門が乗るタクシーの車中)

水戸梅門の独り言:壱岐の島に行くと周りにいうと、歳だからとか、船は苦手でしょとか、いらぬことを言われるから、黙って出てきた。

         茨城空港に行く前に、笠間によってお土産の笠間焼を買い、間宮林蔵の父親が元気な子供を授かるようにと願をかけた、

         筑波の月読神社に道中の安全を祈願しよう。お財布あるから大丈夫。どこでも、行ける。昔の営業はそうじゃった。

 

(ご参考)  

由美かおるさんの公式サイト 

  TV番組の水戸黄門で「かげろうお銀」役の女優さん

http://yumikaoru.jp/

 

 

(ご参考)

五街道の旅のサイト

 水戸黄門様も通った水戸街道も紹介されているサイト

 (実際に歩かないとわからない情報だと思います。健康増進などのための散歩、ウォーキングのご参考になると思います。)

 http://home.b05.itscom.net/kaidou/index.html

 

 

(ご参考)

 青いぜ!  

長崎県出身の福山雅治さんとともに、594にもおよぶ長崎県の島々の魅力を発掘するプロジェクト。 https://nagasakiblueislands.jp/about.html

  

 

(壱岐島の複数ある港の一つに降り立った水戸梅門)

水戸梅門の独り言:さて、鬼さんのワンダーランド、壱岐の島に着いたぞ。

         船の旅も、小野友五郎、間宮林蔵のことを想うと大した苦労ではなかったぞ。

         鬼がうじゃうじゃいるわけではなさそうだし、風光明媚なよさそうなところだ。

         さ、営業は足で稼ぐ。歩けばその地域のことがよく頭にはいるからな。

 

(その日の夕方、壱岐の島、猿岩の見える広場)

壱岐警察署の防人巡査:おじいちゃん、ここで何しよると?、道に迷ったっじゃなかと? どっから来たと?

おじいちゃん:石巻

防人巡査:牧崎?、小牧崎?

 

(壱岐警察署の署長室)

防人巡査:猿岩の広場で保護した氏名不詳者に該当する壱岐市内の行方不明者の届けはありません。

五島椿署長:保護した氏名不詳者は密入出国者ではないな? 壱岐、対馬、五島は、国境離島だから、よく確認するように。

防人巡査:応答に不明瞭で、氏名も答えられません。認知症による徘徊者と判断され、長く歩き回ったような目撃証言もありますので、

     壱岐市内の病院に保護預かりとしました。念のため、少弐巡査と、対馬出身の虎山巡査の2名を病院に派遣しています。

五島椿署長:長崎県警はもちろん、福岡県警、佐賀県警に行方不明者の届けがないか確認するように。

防人巡査:承知いたしました。

 

(翌日朝の壱岐警察署の署長室)

防人巡査:署長、壱岐市内の複数の士業の先生がたから、身長165センチメートル、年齢80歳代、白い口髭をはやした男性が、

     警察署に保護されていないか問い合わせがありました。

     法人番号に慣れ親しんでいる士業の先生に普及しだしているオレンジリコジェのスマホアプリシステムからの通知では、

     茨城県水戸市内から行方不明となったまだら認知症の徘徊者ではないか?ということのようです。

五島椿署長:どうして茨城県水戸市の認知症者が壱岐に? 理由はわからないが、茨城県警に問い合わせして確認してください。

 

(壱岐市内の病院の病室)

 茨城県水戸市からかけつけた、佐々木助社長、渥美格常務、白石銀先生と、壱岐警察署の五島椿署長、防人巡査、

少弐巡査、虎山巡査、そして医師、看護師がいます。

 

水戸梅門:(佐々木助社長、渥美格常務、白石銀先生の顔をしばらくじっと見つめて)

      佐々木社長、渥美常務、そして、白石先生、3人そろってどうしたの?

     

天比登都(あめひとつ)医師:環境変化と極度の疲労による、認知機能の極端な低下が急激に発生したものと考えられます。

       ご無理は禁物ですよ。2日ほど入院し退院できると思います。月読さん、点滴は大丈夫?

月読看護師:先ほど、確認しました。

天比登都医師:茨城県から来たとのことですが、茨城県にある筑波大学は認知症関連の研究と実践で注目されています。

       私も機会があれば研修に行きたいと思っていました。壱岐の高校からも筑波大学に進学する生徒もいますよ。

五島椿署長:水戸梅門さんの持ち物が、道路の側溝に落ちていたのを拾った壱岐市民から、壱岐警察署に届いています。

 

白石銀先生:税理士などの士業の間で活用されだしているオレンジリコジェ使って、

      茨城県警からの連絡で、水戸から遠い壱岐の島で相談役が保護されているとわかり、安心しました。

      水戸梅門相談役が壱岐に行ったとの話を聞きつけた、株式会社リコジェの社長が、宣伝、独占取材を受けて

      いただくお礼に、壱岐・対馬・五島を遊覧飛行する最新型ヘリコプターをチャーターするそうですよ。  

 水戸梅門:それはありがたいことじゃな。ヘリコプターで諸国漫遊!! 

        

        IT GO !

 

水戸梅門:自分で空を飛ぶ前に、空を飛ぶ鬼(鬼凧)を見て、鬼の足跡を見て、電力の鬼の生家(松永安左エ門翁記念館)を見ないとな!! 

     その前に、いき壱岐納豆を食べ、零からはじめたご婦人がたに会いに、歩いて行かないとね(へへ)。

     そうだ、歩いている時に、オリーブ園(注:壱岐島に実在します)も見つけたぞ!! 壱岐で零から始めたそうじゃよ。

     壱岐は進取の精神に富んでいる人が多いね! 佐々木社長、渥美常務、うちも見習わないとね。

     オリーブオイルは認知症予防によいそうじゃよ。

     おみやげに、私用と、家内にも買って帰ろう!! ねばねば人生、夫婦円満に行かんとな!!

      みんなに迷惑かけたが、石巻の日和山に銅像のある河合曽良や防人のことも知ることができてよき壱岐漫遊であった。

 

       

 ※水戸黄門様は、助さん、格さん、お銀さんなど伴といっしょだったから安心・安全に諸国を漫遊できました。

  21世紀は伴を探すのもたいへんです。

  

  水戸梅門相談役の身元がすぐ判明したように、文明の利器(ICT)なども活用して、

  安心・安全な生活をしていくことがよいように思われます。

  QRコードシール、ビーコン発信機、GPS発信機、靴ステッカーなどの機器、器具が実用化されています。

  オレンジリコジェのアプリもビーコンとの連動も可能でしょう。

 

  

  高齢の認知症者にも長い生活の歴史があります。ふと、思い出の地にもう一度行きたいと、出かける場合もあろうかと思います。

  上述の利用シーンのように、オレンジリコジェは、地理的に離れた地域でも、認知症徘徊者情報をお知らせすることが可能です。

 

      オレンジリコジェは、法人番号を活用することで、認知症徘徊者の方々を探すお手伝いだけでなく、

  法人からの大切な情報を受け取る機能を持つことで、アプリを利用する方々の日常の安心・安全な生活の向上に寄与するシステムです。

  単独の機能よりアプリの利用頻度が高まります。

 

 

  

  

(参考図書):茨城県牛久市中央図書館で借りて読める本

 

・金野浩、工学部ヒラノ教授の卒寿でも徘徊老人日記、青土社(2021年7月)

・ライフデザイン株式会社、目で見てわかる認知症ケア、成美堂出版(2021年3月)

・佐藤雅彦、認知症の私からあなたへ、株式会社大月書店(2016年5月20日)

・鈴木ゆめ、無理をしない認知症との付き合い方、株式会社河出書房新社(2014年10月)

・奥村歩著、「朝ドラ」を観なくなった人は、認知症になりやすいのか、株式会社幻冬舎(2019年8月)

・下山進著、アルツハイマー征服、角川書店(2021年1月)

・上田諭著、不幸な認知症 幸せな認知症、株式会社マガジンハウス(2014年11月)

・宮澤由美著、社会とともに歩む認知症の本(2015年9月)

・高橋幸枝著、小さなことの積み重ね、株式会社マガジンハウス(2016年3月) 

・ねじめ正一著、認知の母にキッスされ、中央公論新社(2014年11月)

・山崎宏著、誰も教えてくれない”老老地獄”を回避する方法、株式会社ごま書房新社(2016年6月)

・日経サイエンス2020年11月号(予防できるかアルツハイマー病)

・植賀寿夫著、認知症の人のイライラが消える接し方、株式会社講談社(2020年5月)

・林容子著、アートリップ入門、株式会社誠文堂新光社(2020年8月)

・鈴木宏幸/渋川智明著、認知症対策の新常識、株式会社日東書院本社(2018年10月)

・NHK「認知症・行方不明者1万人」取材班、株式会社幻冬舎(2015年6月)

・北林陽児、山本由子共著:認知症の人と一緒に作るアルバム自分史、株式会社 翔泳社(2019年10月)

・コスガ聡一著:「全国認知症カフェガイドブック」、株式会社クリエイツかもがね(2020年7月)

・奥村歩著:「もの忘れ外来」の徹底ガイド、日本文芸社(2015年2月)

・斎藤洋著:「認知症はこうしたら治せる」、ナショナル出版(2016年5月)

・岡野雄一著:「ペコロスの母」に学ぶ幸せな生き方」、小学館(2014年12月)

・岡野雄一著:「ペコロスの母の贈り物」、朝日新聞出版(2016年1月)

・今井弘雄著:「シニアが楽しむ言葉遊びと思い出クイズ・記憶遊び」、黎明書房(2015年5月)

・久野信彦著:「きんトレ(成田きんさんの筋力トレーニング)」、自由国民社(2013年11月)